函館五稜郭病院

環境マネジメント

環境マネジメント

 近年、環境に対する企業や事業者の意識が高まっていますが、医療機関も決して例外ではありません。医療機関は日々の医療活動を通して、大量のエネルギーを消費し、多量の廃棄物を排出しています。環境保全や環境負荷の低減に取り組むことは、医療事業者の責任と捉え、当院では院内に環境マネジメントシステムを構築し、さまざまな取り組みを行っています。

省エネルギーとリサイクルの推進

 電気、重油といった院内で消費されるエネルギーの消費状況を把握し、少しでも消費量を減らすことができるよう、節電やコージェネレーションシステムの導入といった省エネ対策を実施しています。とくに、電力の需要が高まる夏期には節電強化期間を設定し、省エネの徹底に取り組んでいます。
また、廃棄物に関しても再利用可能な一般廃棄物に関しては、別に回収しリサイクルごみとして排出することで、資源の再利用と循環型社会の構築に寄与できるよう努めています。

コージェネレーションシステム

環境ボランティア

 当院では環境保全の取り組みの一環として、年に2回、環境ボランティア(病院周辺地域の清掃活動)を積極的に行っています。空き缶やペットボトル、吸殻などを回収し、病院周辺の環境美化に努めることで、地域の医療事業者としての責任を果たすとともに、職員の環境教育にも役立てています。

環境ボランティア

感染性廃棄物処理

 病棟や手術室などから排出される感染性廃棄物は特別な管理が必要な産業廃棄物として扱われ、他の廃棄物とは別に管理され、焼却処分または最終処分場にて埋立て処分されることとなります。 当院では、こういった感染性廃棄物の排出量の大幅な減量化を図るため、全国に先駆けて感染性廃棄物の減容を行う処理機(ダイアクリーン)を整備・稼働させ、環境負荷の低減と安全の確保に取り組んでいます。

処理機
page top