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臨床指標
Clinical Indicator

臨床指標

糖尿病患者の血糖コントロール

HbA1c(NGSP)<7.0%(HbA1c(JDS)<6.6%)

指標の説明

糖尿病の治療には運動療法、食事療法、薬物療法があります。運動療法や食事療法の実施を正確に把握するのは難しいため、薬物療法を受けている患者のうち適切に血糖コントロールがなされているかをみることとしました。
HbA1c は、過去 2~3 ヶ月間の血糖値のコントロール状態を示すアウトカム指標です。日本では昨年までは日本糖尿病学会(JDS)の表記法および診断基準に添って表記していましたが、2012 年 4 月より、国際基準(NGSP)の表記法および診断法を使用することになりました。この新しい方法では、同じ血糖に相当する HbA1c が約 0.4%高く表記されます。その新基準(NGSP)法によりますと、糖尿病患者の血糖コントロールは、HbA1c が 6.5%以下であれば「良好」とされ、7.0%以下であれば「可」とされます。糖尿病による合併症頻度は HbA1c の改善度に比例しており、合併症を予防するために、HbA1c を 6.5%以下に維持することが推奨されています。したがって、HbA1c が 7.0 以下にコントロールされている患者の割合を調べることは、糖尿病診療の質を判断するにふさわしい指標であると考えられます。ただし、インスリンが必要でもインスリンを打つことができない高齢者、認知症があり食事したことを記憶できない患者、低血糖を感知できない糖尿病自律神経症を合併している患者、狭心症があり血糖は高めにコントロールしたほうが安全である患者など、専門医があえて HbA1c を高目に維持している患者もあり、すべての患者で、厳格なコントロールをもとめることが正しいとは限らないことも忘れてはなりません。
また、過去 2~3 ヶ月間の血糖値のコントロール状態を示す指標であり、本調査では 2 点調査としたため、これのみで経時変化をみることはできません。

糖尿病患者の血糖コントロール

指標の種類・値の解釈

アウトカム
より高い値が望ましい

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