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薬剤管理指導業務

私たちは、入院中の患者さんに対して、安全で、有効性があり、経済的な医療を提案するために、薬に対する副作用発現の有無や、治療効果、コンプライアンスの確認、相互作用などを、検査値やカルテの情報を確認しながら、薬剤管理指導を行っています。副作用の可能性があれば、医師・看護師に連絡し処方変更を提案します。その内容はプレアボイド報告として薬剤科内で情報共有しています。H22年度は約600件/月指導しています。

薬剤管理指導をより円滑に進めるために当院では、ICM社のスーパーサポートシステム(以下SSS)というオーダリングシステムと連動した薬剤管理指導システムを導入しています。このSSSを活用することによって、薬剤管理指導記録をSOAP形式に素早く作成したり、持参した薬と、入院中の処方薬との間で相互作用の確認を簡単にチェックすることができます。

また、ハイリスク薬や麻薬などの患者への説明事項や、副作用症状の確認事項などを一覧表にまとめたチェックシートを作成・利用することによって、指導内容の個人差や説明漏れなどを無くすことができます。このSSSは、患者さんのベッドサイドまで携帯できるため、患者さんと会話をしながら、指導記録を書くことができます。

薬剤管理指導

左下の写真は、SSSで対象患者を抽出し、薬剤管理指導の事前準備を行っているところです。

SSSでは、薬の写真付きの薬情や薬歴等を出力することができます。

右下の写真は、持参した他院の薬を確認しているところです。薬剤管理指導は、当院で処方された薬だけでなく、他院で処方された薬についても行うため、お薬手帳の内容と持参した薬の内容が一致しているかを確認する必要があります。また当院では薬の写真付きの薬情を作成するため、持参した薬と薬情の写真が一致しているかも重要です。

SSSは持ち運びが可能であるため、患者さんに説明しながら、必要な情報を入力することもできます。服薬説明後は、薬剤科内に戻って記録を入力・整理し、カルテに記録を保管します。

薬剤管理指導1 薬剤管理指導2

ハイリスク薬のチェックシート

ハイリスク薬とは、休薬期間の設けられている医薬品や服用期間の管理が必要な医薬品、併用禁忌や多くの薬剤との相互作用に注意を要する医薬品、重要な副作用回避のために、定期的な検査が必要な医薬品など特に安全管理が必要な医薬品のことを指します。ハイリスク薬には、血液凝固阻止剤、糖尿病薬、抗てんかん薬などがあります。ハイリスク薬による副作用などの被害リスクを軽減するには最低限確認しなければならない項目があります。例えば、ワルファリンカリウム服用中の患者さんに、納豆、青汁などの摂取禁止食品の摂取がないか、メナテトレノンなどの併用禁忌薬が処方されていないかなどです。しかし、薬剤師の服薬指導経験や知識の差、コミュニケーションスキルの差、患者さんの病気や薬に対する理解度の差などにより、最低限確認すべきことも確認されないことも起こりえます。これを解消するために、薬剤科ではハイリスク薬の種類毎にチェックシートを作成しました。予め服薬指導の際に確認すべき項目が記されているチェックシートがあれば、服薬指導方法の違いや、個々の薬剤師の能力の差による服薬指導の違いを是正することができます。

下の写真は、血液凝固阻止剤のチェックシートの一部分です。薬剤師が患者の話を聞きながら記入できるようにA4判1枚程度にコンパクトにまとめています。

ハイリスク薬のチェックシート

病棟報告会

月1回行っている病棟報告会の様子です。各病棟担当者から指導時における問題点や新たに知り得た事などをお互いに話し合い、情報を共有し、日々の薬剤管理指導業務に活かしています。

病棟報告会

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