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品質管理業務(PET/CT)

PET/CT検査とは、がん細胞が正常細胞に比べて、より活発にブドウ糖を多く取り込む性質を利用した検査で、放射性同位元素のFをブドウ糖に結合させたFDGを静脈に注射して、FDGの集積する部位を機械で画像化します。この検査は、他の検査によりがん診断が確定した患者に対して、がんの「ステージ」「転移」「再発」を確認するために行います。私たち薬剤師は、この検査で用いるFDGが、注射剤として使用できるかどうかを、様々な検査や分析機器を用いた11種類の試験により判定を行います。作業は投与開始に合わせて毎日早朝(6時30分)から開始します。

道南圏ではPET/CT施設は当院のみです。患者さんの中には、道外など遠方から来られる方もいらっしゃるため、私たちが行う「品質管理試験」のミスにより、検査が中止とならないよう、特にマニュアル作成には万全を期し、DVDも準備しています。 また、それらをもとに作業を行っているため、これまでに約千回程度、品質管理を行いましたが、ミスは発生していません。また、放射線被爆もほとんど無く安心して作業が行えます。

AM6:30~AM7:10
準備の様子
準備の様子

住友重機の専属のオペレーターがFDGの合成の準備をします。

その間に、薬剤師は品質管理装置(合成されたFDGを設定量に希釈したり、品質管理試験の一部を自動で行ってくれる機械)のセッティングを行います。(写真左下は装置の内部です)

作業は無菌的に行う必要があり、こまめに消毒を行う必要があります。手の消毒を怠ると、FDGの中に菌が混入する可能性が高くなるので、細心の注意が必要です。

AM9:00に投与ができるよう、素早くかつ、丁寧に準備していきます。

AM7:10~AM7:20
AM7:10

こちらは、オペレーターがセッティングした合成装置です。薬剤師とオペレーターで作業内容が異なるので、機械のセッティング完了後お互いに確認し合います。FDGの合成中は、品質管理試験がスムーズに行えるよう器具などの準備を行います。

AM8:20~AM8:50
AM8:20

この時間帯に、合成したFDGの品質管理試験を行います。

品質管理試験には、無菌試験、エンドトキシン試験、半減期試験等があり、全て基準を合格していなければ、投与できません。

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一般病棟 13:00~20:00 10:00~11:30
13:00~20:00
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