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不規則な食生活-太る原因はここにあった-

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 日本は働き過ぎの国と言われるように、労働時間が長く、家に帰宅するのが21時や22時を過ぎ、食事は寝る前に…という方も少なくありません。
 また、不規則勤務をしている人は、生活のリズム自体が一定ではないために、食事時間がバラバラになりがちです。このような不規則な食事を続けることが、体にどのような影響を及ぼすのかを知り、健康的な食生活を目指してみませんか?

あなたはどのタイプ…?

不規則な食生活は、体へのエネルギー供給が不安定となり、消費の効率も悪くなります。

ご自身の食生活に当てはまるものはありませんか?

タイプ①
食事の時間がバラバラ

不規則な勤務や仕事が多忙な方に多くみられ、食事時間が定まっていないのが特徴です。次の食事までの間が一定ではないため、食べれる時にまとめ食いをしてしまいがち

まとめ食いは食べたものが吸収されやすいだけでなく、量も摂り過ぎてカロリーオーバーになりやすいです。

《結果》体が太りやすい体質となり、食べたものがどんどん脂肪として蓄積してしまいます。

タイプ②
朝食を抜いてしまう

前日の夕食から翌日の昼食まで半日以上、何も食べない状態が続くことが特徴です。

朝食を摂らないことで体温が上がらず、代謝が落ちてしまいます。脳は「次はいつエネルギー補給されるかわからない!」と飢餓に備えるよう防御機能を発揮し、「次の食事がきたら、できるだけエネルギーを吸収しておかないと!」と体に指令を送る

《結果》代謝低下に加え、必要以上にエネルギーを吸収しやすい体となり、肥満へとつながる。

タイプ③
夜遅くに夕食を摂る

摂ったエネルギーを使おうにも、体は眠っておりエネルギーを必要としない状態が特徴です。

食べた分のほとんどが、エネルギーとして使用されないまま余っていくため、未消化のまま眠ってしまうため胃腸に負担がかかり、翌朝胃もたれがしたり空腹感を感じにくく“タイプ②”となりやすい

《結果》夕食で摂ったエネルギーは全て脂肪へ。さらに代謝も悪くなり、脂肪がつきやすい体となる。

不規則な食生活が及ぼす影響

エネルギーサイクルが不安定

「エネルギーが必要なのに無い!」「エネルギーを補給したけど使う場所が無い!」

代謝の主役インスリンの働きに悪影響を及ぼし血糖のコントロールが不安定に…

脂肪を溜めやすい体に

生活習慣病のリスク↑↑↑

高血圧、血糖上昇、脂質異常など

つかもう!
「脱★不規則な食事」6つのコツ!

①まずは気持ちの改革を!

食べる時間がない、仕事だから仕方がない、と諦めないことが大切です。出来ることが必ずあるので、自分に合った改善方法を見つけましょう。

②食事の時間を設ける!

あらかじめ1日の計画に食事の時間を組み込んでみましょう。朝食を食べる時間がない場合は、いつもより5分早起きしてみましょう。

③1日3食が基本!

まずはきちんと1日3食食べるよう努めましょう。余計な空腹感は、肥満のもとです。

④夕食が遅くなる時は!

帰りが遅い日は、あらかじめ早い時間におにぎりなどを食べてみましょう。帰宅後の空腹感を抑え、寝る前の夕食のドカ食いを抑えられます。

⑤小腹が空いた時のファーストフードやお菓子には要注意!

ファーストフードやお菓子類は、脂質が多いため脂肪を溜めやすいうえに、腹持ちも良くないです。どうしても何か食べたい時には、栄養バランスが良く手軽に口へ運べるものを常備しておきましょう。

⑥夕食は軽めに!

野菜やきのこ類・海藻類などカロリーの低い食材を選びましょう。豆腐やこんにゃくも最適です。胃腸への負担を考え、消化に良いものを摂るようにしましょう。汁物は空腹感も満たしてくれます。

執筆情報

執筆者:函館五稜郭病院 保健師

掲載日:2022年9月30日

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