〇食塩摂取量の現状
日本人の食事摂取基準(2022年版)※1では、生活習慣病の発症予防のための塩分目標量は次の通りに設定されています。
18歳以上の男性:7.5g未満
18歳以上の女性:6.5g未満
日本人は塩分過剰と言われており、国民健康・栄養調査(令和元年)では、男性10.9g、女性9.3g摂取していると報告されています※2。
食塩摂取源は世代で異なり、年配の方だと調味料や漬物、若い方であればインスタントラーメンやカレールー等の加工品から塩分を多く摂っていると言われています。
日本人の食事摂取基準(2022年版)※1では、生活習慣病の発症予防のための塩分目標量は次の通りに設定されています。
18歳以上の男性:7.5g未満
18歳以上の女性:6.5g未満
日本人は塩分過剰と言われており、国民健康・栄養調査(令和元年)では、男性10.9g、女性9.3g摂取していると報告されています※2。
食塩摂取源は世代で異なり、年配の方だと調味料や漬物、若い方であればインスタントラーメンやカレールー等の加工品から塩分を多く摂っていると言われています。
塩分を摂りすぎると高血圧だけではなく、脳卒中や心臓病、腎臓疾患の原因にもなります。
塩分の多い食事が胃がんや骨粗鬆症のリスク要因になることもわかっており、予防のためにも「減塩」が必要となります。
今回紹介した減塩のポイントを意識して、日頃の食事でも塩分の摂りすぎに注意してほしいと思います。
当院では減塩食以外にも疾患に合わせてさまざまな治療食を提供しています。また栄養指導も行っていますので、食事のことで聞きたいことが管理栄養士までお声がけください。
執筆者:函館五稜郭病院 管理栄養士
掲載日:2022年11月30日