【医療コラム】毎日測定してみよう!~腹囲測定、血圧測定~
今回は自分で測れる健康診断として、腹囲測定・血圧測定について、保健師の観点から解説します。
今回は自分で測れる健康診断として、腹囲測定・血圧測定について、保健師の観点から解説します。
腹囲は血圧・血糖・脂質と併せてメタボを診断する指標となっています。正しい測り方をマスターして、メタボ予防に活用してみましょう
測定のタイミング
1日2回「朝・夜」に行いましょう
朝のタイミング
・起床後1時間以内
・トイレに行った後
・朝食の前
薬を飲む前
夜のタイミング
・寝る直前
・入浴や飲酒の直後は避けましょう
測定のポイント
椅子に座って1~2分経ってから測定
椅子に座った直後は血圧が安定していないこともあります。測定時には腕の力を抜いてリラックスすることも大切です。
薄手の上着なら着たままでも大丈夫
測定ベルト(カフ)は素肌に巻き付ける方がよいですが、薄手の上着1枚なら着たまま測定できます。
測定ベルト(カフ)は、心臓と同じ高さで測定しましょう。
心臓の高さよりも低い場合、数値が高くなるなど、不正確になってしまうことがあります。/p>
可能な範囲で「記録」してみましょう
血圧計のおすすめタイプ
簡便に測れるものよりも、しっかりと図れる上腕タイプをおすすめしています。
執筆者:函館五稜郭病院 保健師
掲載日:2024年8月10日