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【診療紹介】嚥下困難食リニューアルのご紹介【栄養科】

摂食嚥下障害の患者さんへ提供している嚥下困難食(食材の形態、とろみ、食感を調整した食事)を2024年8月より、リニューアルしています。

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当院の嚥下困難食

摂食嚥下障害の患者さんが食べやすい献立内容とは「食材をミキサーにかけ、ゼリー状・ペースト状・ムース状に加工したものや、あんをかけてまとまりをもつようにしたもの」があります。

当院の嚥下困難食は4種類があります。

  • ・嚥下テスト食(お粥、ゼリー、ヨーグルト)
  • ・嚥下困難食Ⅰ(ゼリー)
  • ・嚥下困難食Ⅱ(ペースト状)
  • ・嚥下困難食Ⅲ (ゼリー状、ムース状)

日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類※1を参考にしており、摂食嚥下障害の患者さんの嚥下機能に合わせて提供されております。

リニューアルした嚥下困難食Ⅲ(ゼリー状、ムース状)

嚥下困難食Ⅲでは従来の提供内容にはなかったハムエッグやハンバーグなどのメニュー(嚥下困難食用)もとり入れた内容になっております。

今回のリニューアルでは、見た目を意識して彩りを見直し、効率よくエネルギー補給できる特殊商品を利用し、少ない量でも栄養をとれるようにしました。

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お粥、ハンバーグ、さつまいもレモン煮、味噌汁、調味塩

摂食嚥下障害の患者さんに対して栄養相談も行っております。各病棟に担当管理栄養士がおりますので食事内容についてお困りの際はお気軽にご相談下さい。

出典

1)『日摂食嚥下リハ会誌25(2):135–149, 2021』 または 日本摂食嚥下リハ学会HPホームページ:https://www.jsdr.or.jp/wp-content/uploads/file/doc/classification2021-manual.pdf

執筆情報

執筆者:函館五稜郭病院 栄養科 管理栄養士

掲載日:2025年1月10日

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