【医療コラム】”看護師は女性の仕事”っていつの話?当院で輝く55名の男性看護師のリアル その3
前回に続いて、各現場で活躍している男性看護師の“リアル”な声をお届けします。
前回に続いて、各現場で活躍している男性看護師の“リアル”な声をお届けします。
年齢 30歳代
2015年 名古屋市医師会看護専門学校卒 卒後当院に就職
2024年 看護師主任 呼吸器内科病棟10年
現在 腎臓内科/心臓血管外科/呼吸器外科病棟1年目
Q看護師になった理由はなんですか?
A原点は母の入院に寄り添ってくれた男性看護師が、優しさとユーモアで母の不安を和らげる姿に憧れ「自分もこんなふうに誰かの力になりたい」と思ったことがきっかけで、看護師という仕事に興味を持ち高校生の頃には自然にこの道を志すようになりました。
Qどんな時に「この仕事を選んでよかった」と感じますか?
A患者さんやご家族との関りを通してその方に必要な援助や支援をチームで考え、その人らしい生活を目指して関わっていく瞬間にやりがいを感じます。ケアを重ねる中で信頼関係が築かれ感謝の言葉をいただけると頑張って良かったと心から感じます。
Q女性が多い職場ですが、人間関係についてはどうお考えですか?
A女性の多い職場ですが人間関係はとても良好です。むしろ僕の方が「男性なんだから」と気遣ってもらうことの方が多く「気配りのプロたちに囲まれている心強さ」を感じています。力仕事を頼まれるイメージが強いかもしれませんが女性の皆さんも見た目は優しいですが実は力持ちで日々助け合いながら働いています。
Q「正直、やめたいな…」と思ったことはありますか?また、その壁をどう乗り越えましたか?
A患者さんが病気で苦しんでいる姿を傍でケアする時はとても辛く感じることもありました。しかし、相談や悩みを一緒に共有してくれる同僚の存在に支えられ少しずつ前向きに取り組めるようになりました。こうして困難を乗り越えた経験が自分の成長に繋がっていると感じています。
Qこの病院だから続けられる仕事の魅力はなんですか?
A3交代から2交代勤務に変わり家族と過ごせる時間や休日が増えました。福利厚生も充実しており旅行会や大忘年会はスタッフ同士の絆を深める良い機会になっています。
Qもしあなたが新しく入ってくる男性看護師にアドバイスするとしたら、どんな言葉をかけますか?
A男性看護師だけで年1回開催している「日々をねぎらう会」もあり、楽しみながら成長できます。困ったことがあっても先輩達がしっかりサポートしてくれるので安心してくださいね。あなたと一緒に働ける日を楽しみにしています!
当院での働き方に興味のある方は、リクルート専用サイトも是非ご覧ください。
執筆者:函館五稜郭病院 看護師
掲載日:2025年12月20日