函館五稜郭病院

臨床研究

臨床研究の実施状況

 当院で実施している臨床研究は以下の通りです。
 臨床研究を行う際は原則、患者さんへ直接研究内容を説明し、同意をいただいた上で実施しますが、患者さんへの侵襲や介入もなく、匿名化された診療データのみを用いる研究については、研究情報を公開して患者さんから不参加の意志を伝えていただく「オプトアウト」という方法が用いられます。なお、研究協力を拒否された場合でも、診療上の不利益を被ることは一切ありません。

課題名 依頼者 症例数 実施科 期間 研究情報公開
オプトアウト
JCOG2204:大型 3 型・4 型胃がんに対する術前化学療法としての 5-FU+レボホリナート+オキ サリプラチン+ドセタキセル(FLOT)療法とドセタキセル+オキサリプラチン+S-1 (DOS)療法の有効性を探索するランダム化第 II 相試験 JCOG 4例 外科 2023/7/19~2031/7/13
JCOG2203:食道胃接合部腺癌に対するDOS or FLOTを用いた術前化学療法のランダム化第Ⅱ/Ⅲ相試験 JCOG 3例 外科 2023/7/3~2032/6/26
未治療日本人転移性腎細胞癌患者を対象としたカボザンチニブ・ニボルマブ併用療法の有効性と安全性に関する前向き観察研究 近畿大学医学部 200例(参加施設で) 泌尿器科 2023/7/7~2026/3/28
進展型小細胞肺癌におけるOligometastasisの臨床像に関する検討(HOT2301) 北海道大学病院 5例 呼吸器内科 2023/7/7~2029/12/31 PDF
肺癌を疑う末梢肺病変に対して極細気管支鏡(MP290F)における経気管支クライオ生検(EBUS-UT-TBC)と鉗子生検の併用の有用性を明らかにするための後ろ向き観察研究 函館五稜郭病院 75例 呼吸器内科 2023/5/11~2024/12/31 PDF
非小細胞肺癌に対する初回治療イピリムマブ+ニボルマブ+/−化学療法の肺障害と背景肺因子の関連を評価するための後ろ向き観察研究 函館五稜郭病院  100例 呼吸器内科 2023/5/11~2024/12/31 PDF
初回治療で化学療法と免疫チェックポイント阻害薬併用療法を投与された進展型小細胞肺癌における腫瘍サブタイプおよび免疫関連分子の発現と予後の関係を明らかとするための生検病理組織を用いた後ろ向き観察研究 函館五稜郭病院  60例 呼吸器内科 2023/5/11~2024/12/31 PDF
cT1-4aN0-3胃癌におけるロボット支援下胃切除術と腹腔鏡下胃切除術の術者疲労に関する探索的前向き観察研究 (JCOG1907A1) 静岡がんセンター 全施設で500例 外科 2023/4/4~2025/3/31
日本における大腿骨近位部骨折の適正治療を目指したナショナルデータベースの作成 日本脆弱性骨折ネットワーク 20,000例/年 整形外科 2023/3/9~2033/3/31
Ⅳ期非小細胞肺癌に対する初回治療として、胸部放射線治療後にニボルマブ+イピリムマブ+プラチナ製剤併用化学療法を行う第Ⅱ相試験(NEJ053C) がん感染症センター都立駒込病院 40例(全施設) 呼吸器内科 2023/3/9~2026/3/31
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