函館五稜郭病院

臨床研究

臨床研究の実施状況

 当院で実施している臨床研究は以下の通りです。
 臨床研究を行う際は原則、患者さんへ直接研究内容を説明し、同意をいただいた上で実施しますが、患者さんへの侵襲や介入もなく、匿名化された診療データのみを用いる研究については、研究情報を公開して患者さんから不参加の意志を伝えていただく「オプトアウト」という方法が用いられます。なお、研究協力を拒否された場合でも、診療上の不利益を被ることは一切ありません。

課題名 依頼者 症例数 実施科 期間 研究情報公開
オプトアウト
術中部位同定困難が予想される20mm以下の小型肺結節に対するガイドシース併用気管支腔内超音波断層法(endobronchial ultrasonography with a guide-sheath;EBUS-GS) を用いた気管支鏡下コイルマーキングの安全性と有効性に対する検討 函館五稜郭病院 10例 呼吸器外科・呼吸器内科 2023/6/14~2024/6/30
重症虚血性僧帽弁閉鎖不全症に対する乳頭筋に介入した僧帽弁形成術の有用性に関する多施設共同研究 (MITRA PLUS) 慈恵会医科大学 300例(参加施設で) 心臓血管外科 2023/5/11~2023/12/31 PDF
肺癌を疑う末梢肺病変に対して極細気管支鏡(MP290F)における経気管支クライオ生検(EBUS-UT-TBC)と鉗子生検の併用の有用性を明らかにするための後ろ向き観察研究 函館五稜郭病院 75例 呼吸器内科 2023/5/11~2024/12/31 PDF
非小細胞肺癌に対する初回治療イピリムマブ+ニボルマブ+/−化学療法の肺障害と背景肺因子の関連を評価するための後ろ向き観察研究 函館五稜郭病院  100例 呼吸器内科 2023/5/11~2024/12/31 PDF
初回治療で化学療法と免疫チェックポイント阻害薬併用療法を投与された進展型小細胞肺癌における腫瘍サブタイプおよび免疫関連分子の発現と予後の関係を明らかとするための生検病理組織を用いた後ろ向き観察研究 函館五稜郭病院  60例 呼吸器内科 2023/5/11~2024/12/31 PDF
cT1-4aN0-3胃癌におけるロボット支援下胃切除術と腹腔鏡下胃切除術の術者疲労に関する探索的前向き観察研究 (JCOG1907A1) 静岡がんセンター 全施設で500例 外科 2023/4/4~2025/3/31
日本における大腿骨近位部骨折の適正治療を目指したナショナルデータベースの作成 日本脆弱性骨折ネットワーク 20,000例/年 整形外科 2023/3/9~2033/3/31
Ⅳ期非小細胞肺癌に対する初回治療として、胸部放射線治療後にニボルマブ+イピリムマブ+プラチナ製剤併用化学療法を行う第Ⅱ相試験(NEJ053C) がん感染症センター都立駒込病院 40例(全施設) 呼吸器内科 2023/3/9~2026/3/31
術後補助化学療法中または終了後早期に再発した胃癌に対するCapeOX+ ニボルマブ療法の第Ⅱ相試験(JACCRO GC-11(FirSTAR試験)) 聖マリアンナ医科大学 92例(全施設) 外科 2023/3/1~2027/8
JCOG 2011:High volume転移を認める内分泌療法感受性前立腺癌患者に対する抗アンドロゲン療法への局所放射線治療併用の意義を検証するランダム化第Ⅲ相試験 宮崎大学医学部附属病院泌尿器科 440例(全施設) 泌尿器科 2023/3/6~2031/7/14
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