スポーツ外傷・障害
膝前十字靱帯損傷(ACL損傷)
受傷機転の多くはジャンプ着地時や走行中の急激な停止、タックルなどによる接触や転落により、すねの骨が前に引き出されて損傷します。バスケットボール、サッカー、バレーボールなどのスポーツで受傷することが多いです。
●治療
- ・保存療法~リハビリ(膝周囲の筋力強化など)
- ・手術~靱帯再建術
●症状
- ・階段昇降や運動中に「ガクッ」となる膝崩れなどの不安定感
- ・膝の痛み、腫
- ・スポーツ活動困難
●術前術後のリハビリ計画(ACL)
リハビリの流れ | 移動手段 | |
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手術前日 | オリエンテーション (手術後のリハビリについての説明) 術前評価 |
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手術当日 | (リハビリ休み) | |
手術翌日 | ベッド上での軽い運動 | |
手術後2日目 | 車椅子に乗車しリハビリ室へ 膝関節可動域訓練 筋力トレーニング開始 1/2荷重以下での立位・歩行練習 膝関節は装具で固定 (屈曲制限なし、伸展-10°) |
車椅子または両松葉杖歩行 |
手術後1週 (7日目) |
全荷重開始 | 杖なし歩行 |
手術後2週 (14日目) |
膝関節装具(屈曲伸展共に制限なし) | 自宅退院 |
退院後 | 外来リハビリで継続 | |
手術後4週 (28日目) |
エアロバイク練習開始 | |
手術後12週 (84日目) |
膝関節装具を外す (スポーツ時には着用~1年間) ジョギング可能 |
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手術後4ヶ月 | ダッシュ可能 | |
手術後5ヶ月 | 正座可能 ノンコンタクトスポーツ可能 |
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手術後6ヶ月 | コンタクトスポーツ可能 |